南風原町で花織が織られ始めて今年で百年の節目、琉球絣事業協同組合も来年で設立40周年に当たるを記念して経済産業大臣指定の伝統的工芸品に申請をするとの事で、十字花織、タッチリー、喜屋武八枚等の数点、組織図の作成をしています。
細めの魚網用ロープ二色で経糸を張り少し太めの凧糸で綜絖を作り緯糸も経糸と同じロープ二色で編んでみました、この方法だと経緯が交わる組織点が網目のようにはっきりと大きく表れ方眼紙にも写し易そうです。
男性用と言われる十字花織、この網目と同じ組織で細い糸を筬打して経緯を詰めれば画像の反物のように十字花織が表現できるのが不思議でなりません。
花綜絖を上に引き上げる装置で織ったので、高機で織った組織図にするには表裏反転して方眼紙に書き写します。
組織を一越づつ慎重に方眼紙に書き写します。
方眼紙からPCのグラフィックソフトで柄の一サイクル写します
二越毎に浮いた黒緯糸が白い経糸と緯糸に覆い被さり組織を細かい十字絣に見せる技法は凄いです。
2014年11月5日水曜日
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